機械据付や重量物の搬入などプラント工事一式を栃木県にある本社で請け負っております

プラントの中には様々な種類があり、食品を加工するところや医薬品を生成するところ、石油などの化学物質を扱うところや発電所など、プラントの種類によって必要な機械設備やパイプも異なってまいります。ご依頼があったプラント工事に必要な機械やパイプなどといった設備の設置を、プラントの種類や依頼主様のご要望に合わせてフレキシブルな工事を実施いたします。

パイプはプラントで扱うものは大きく分けて「液体配管」「気体配管」「粉体配管」といった三種類の物がございます。液体配管には飲料水や工場で発生した排水を流し、パイプをできる限り短く設置するのが特長です。気体配管には発電のタービンを回すための高温な水蒸気やガスなどを流し、エネルギーロスを少なくできるようなパイプを選びます。粉体配管では主に小麦を粉状に加工したものを流すのですが、粉はパイプに詰まりやすいため、凹凸を少なくするなどの工夫が必要です。

かなり重量があって人が複数人でも手で運び出すことができないほどの物は、重機の中でも主にクレーンで吊り上げながら設計で決められている場所まで搬入します。重機オペレーターが周囲に細心の注意を払いながら細かく操縦していき、設置場所付近にスタッフが立ち、目視で機器の設置場所をミリ単位で修正しながら設置いたします。

重量物と言ってもプラントで生成する物に応じて多種多様な物があります。熱処理プレス機・熱処理機器、工作機械などを荷卸しした後、クレーンなどを用いて搬入後据え付け、そして機器の調整を行います。その他にも、プラントを移転する場合においては上記の反対の工程を行って移転場所まで運び出し、再び設計通りに設置いたします。これらの工程を重量のある機器を損傷することなくミリ単位のズレもなく実施するため、スタッフ一同は日々プラント工事における技術の研鑽に励んでおります。

大型のタンクの施工や高さのある生産ラインの組み立てなど、プラント工事においては高所での作業が必要になるシーンも多々ございます。そこで高層ビルやマンションなどの施工で一般の方々にも馴染みのある仮設足場を設置して、高所で作業できる環境を整えます。ここでのポイントは、足場の設置を外注せずに自社で行うというところです。

外注してしまうとその分中間マージンが発生してしまい、増えた金額を依頼主様が負担する料金にある程度加算する必要がございます。しかしながら、足場の組み上げも含めて全ての工程を自社によるワンストップ施工を実施することで、この中間マージンを省いた比較的リーズナブルな料金設定でプラントの建設を請け負うことが可能です。依頼主様にとっては建設コストが安くなり、自社にとっては施工技術の幅が広がるのと同時に施工経験を積み技術を洗練させることができる、まさに両者両得の施工システムです。